英語の訛りはもう気にしない! – 文化としての訛り

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(*゚ー゚) Lin: 言葉の訛りってなかなか、なくならないよね。

 どれだけ英語の発音を勉強しても、訛りを直すことだけは限界を感じるよ。

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(=゚ω゚) Lan: そうだね。もう自分は直すの諦めてるけどね。

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(*゚ー゚) Lin: えぇー!あきらめちゃったの?

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(=゚ω゚) Lan: うん。訛りなんて別に気にする必要ないよ。

 たとえば、発音が相手に通じないなら、それは訛りじゃなくて間違いだから、直す必要があると思うよ。でも、通じているなら、それはただの訛りだから気にする必要はないよ。

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(*゚ー゚) Lin: う~ん、そうかな。アメリカ人みたいに流暢な英語で話せたら、なんか、かっこいいじゃん!

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(=゚ω゚) Lan: それはもう、英語でcommunicationをとることが目的じゃないよね。英語で見栄張ってるだけじゃん。ブランド品で自分を着飾って見せるのと同じだよ。

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(*゚ー゚) Lin: うーん、そうかぁ。。。

 確かに、英語はブランドバックじゃないよね。

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(=゚ω゚) Lan: そう。

 だって英語はもう英語圏の人たちだけのものじゃないんだから。

 現にアメリカだってもういろんな国から、いろいろな出自をもった人たちが移住していて、それぞれ自分のバックグラウンドになってる文化に誇りを持ってるよ。訛りもその内の一つなんだよ。

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(*゚ー゚) Lin: 訛りも文化の一つか。。。

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(=゚ω゚) Lan: うん。

 たとえば、Cliff Curtisっていう俳優が、演技でいろいろな訛りを使い分けてるんだけど、彼はinterviewで、さまざまな国の訛りを演じることについて、次のように答えてるよ。

“I take the responsibility of playing another ethnicity very, very seriously and I promise myself and those people that I will represent them with as much dignity and integrity as I can muster. I’m not fooling around. I don’t want to make a fool of that cultural heritage. I represent them as I would represent my own.”

Slate – Watch an Actor Play Every Ethnicity Hollywood Throws His Way

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(*゚ー゚) Lin: 自分の民族や文化を表現するのと同じように、異なる文化を持った人たちを表現しているっていうのがいいね。

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(=゚ω゚) Lan: そう!自分の訛りにもっと自信を持つべきなんだよ。

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(*゚ー゚) Lin: うん、それは分かったけど、でもLanが英語はなすと、相手が明らかに困った顔してるよね。それは訛りが強いんじゃなくて、発音がへたくそなんじゃない?

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(=゚ω゚) Lan: そっ、そ、そんなことないよ(怒)

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(*゚ー゚) Lin: じゃ何か話してみてよ。

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(=゚ω゚) Lan: うーん、じゃぁ。。。

 なう、あいぷらくてぃすいんぐりしゅべりーはーど。あいをんととぅいんぷるーぶいんぐりっしゅ!

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(*゚ー゚) Lin: 。。。そりゃ、通じないわ。。。

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(=゚ω゚) Lan: 。。。