
Lin
アメリカって、ヤードとかポンドとか独自の単位使っててややこしいけど、温度まで独自路線なのがすごいよね。

Lan
うん、今でも「華氏(Fahrenheit)」っていう単位を使ってるね。
これ、摂氏になれてると感覚がつかみにくいんだよね。
水が凍るのが32度、沸騰するのが212度。その間が180度あるから、水の凍る温度から沸点までを180等分してる。
指標 | 摂氏(℃) | 華氏(℉) |
---|---|---|
水の凍る温度 | 0℃ | 32℉ |
水の沸点 | 100℃ | 212℉ |
人の平熱 | 約36〜37℃ | 約97〜99℉ |
夏の暑い日 | 30℃ | 86℉ |
猛暑日 | 37.8℃ | 100℉ |

Lin
うわ、また中途半端な数字が出てきた…。
いったい何を基準にしてるのか、さっぱりわかんないや。

Lan
実は、なんでそういう数値になったのかは、はっきり分かってないみたい。諸説あるんだけどね。
でも、Imperial System(ヤード・ポンド法)と同じで、人間の感覚に合わせて作られたって言われてるよ。
例えば、人の体温を100℉くらいに設定して、日常的な気温が0〜100の範囲におさまるようにしてたらしい。

Lin
へー、じゃあ「平熱=100℉」ってこと?
それって摂氏だとだいたい36℃くらい?
それを超える日ってないの?

Lan
実際は、平熱は98.6℉ってされてるんだ。
摂氏だとだいたい37℃くらいで、100℉は37.8℃くらいになるよ。

Lin
37.8℃って、けっこうな猛暑日だよね!

Lan
そうそう。日本でも、昔は35℃を超える日なんてあまり想定してなくて、気象庁が「猛暑日」って言葉を作ったのは2007年になってからなんだよ。
アメリカも昔は、100℉(37.8℃)くらいまで見ておけば大体の気温はカバーできてたんだろうね。

Lin
今じゃ信じられないよね…。
温暖化のせいで、40℃超える日も珍しくなくなってるし。

Lan
アメリカでも温暖化は深刻で、100℉超える日が当たり前になってきてるみたい。

Lin
外の気温が100度超えるって、なんだか、ほんとに茹であがってるみたい💦